パーソナルジムには何を持っていけばいいのか、悩む初心者のかたも多いのではないでしょうか。
最近ではウエアやシューズ、タオルなどを無料でレンタルしてくれるところもあり、仕事帰りや買い物ついでにトレーニングを楽しむこともできます。
ただ、できる限り身軽な状態で行きたくても、必要な物を把握しておかなければ準備もできません。
ここでは、パーソナルジムに持って行く基本的な持ち物と、持っていると便利な物をご紹介します。
基本的な持ち物

トレーニングウエア上下
トレーニングウエアは、動きやすい服装を選ぶことが鉄則です。
モチベーションを上げる上では見た目重視も大切ですが、思いのほか汗をかくため、吸水速乾に優れたスポーツ用のTシャツは必須。
通常、ジム内は常に適温になるように空調管理がされていますが、かさばらず、シワになりにくいナイロンやポリエステル素材のアウターを一枚常備しておくと便利でしょう。
ショートパンツの下にスポーツレギンスやタイツを履けば、膝への負担も軽減できます。

アクセスが近いかたは着て来られることも珍しくありません。そうすれば着替えの時間もトレーニングに当てられて効率的です。
シューズ
シューズはスニーカーなどでもOKですが、安定感とグリップ性能の強いトレーニング専用のものがベストです。
初心者はランニングなどの有酸素運動からパワートレーニングまでを兼ねたオールマイティーモデルがオススメ!
トレーニング中に踏ん張りが利かずに滑ってしまえば、思わぬ大ケガを招きかねません。
サンダルや裸足も、ダンベルなどの重い器具が直に落ちてくる危険性があるので、絶対にやめましょう。

個人的にはソールがしっかりしたものがオススメです。厚みは、厚いのも薄いのもそれぞれに長所と短所があるのですが、柔らかいものは安定感の観点から避けたほうが無難でしょう。
飲料水
運動時の水分補給は欠かさないようにしましょう。店舗によってはウオーターサーバーが用意されていることもありますが、なければ飲料水の持参を。最低でも500㎖は用意し、こまめに口にしてください。
基本は水やお茶、スポーツドリンクで構いませんが、アミノ酸入り飲料であれば、筋肉の疲労の軽減や筋力の維持・向上に役立ちます。

私は1回のトレーニングで1000ml以上飲みます。特に夏季は水分と電解質を積極的に取ってもらいたいですね。
タオル
トレーニング中の汗を拭いたり、シャワーを浴びる際に必要になります。
一般的なサイズで大丈夫ですが、スポーツタオルであれば首にも巻きやすい長さなので、運動時でも快適に使用できます。

最近は「冷感タオル」なんかもありますね。夏場によいと思います。
持っていると便利なもの

防水ポーチ、防水バッグ
トレーニング後の汗を含んだウエアやタオルをまとめられるため、普段使いのバッグに入れて持ち帰ることもできます。
ビニール袋でも代用はできますが、破れることも多く、繰り返しは使用できないので、一つあれば重宝します。

シャワールームを利用したい人には欠かせないですね。通勤経路のジムなど自宅から遠い場合も安心できます。
スマートウォッチ
運動時の心拍数や脈拍などを記録してくれる優れものです。
スマホとの連携が可能なものも多く、データ管理や分析などの機能を利用するとパフォーマンスの向上に役立ちます。

最近は、スマホアプリで記録を管理する人が増えています。リアルタイムで心拍数を確認できるのはとても便利だと思います。
プロテイン
一般に、運動後1時間以内くらいにプロテインを摂取すると、タンパク質が効率よく筋肉の合成に使われるとされます。
ただし最近の研究では、運動後に筋肥大しやすい状態は24時間程度は続くため、プロテイン摂取は必ずしも運動の直後でなくてもよいとの説もあります。
いずれにせよ、運動後にプロテインを摂取するのが有効であることには変わりありません。
飲み忘れを防ぐためにも、プロテインをシェーカーとともに持参し、トレーニング後に飲むよう習慣づけるのもよいでしょう。
ジムによっては無料、または有料オプションでプロテインを提供してくれるところもあります。

細かな話ですが、プロテインはなるべく飲み切ったほうがいいです。というのは、飲み残しのプロテインを流すと、排水管が詰まる原因になることがあるんです。なので、自分の必要量、飲み切れる量を用意するようにしましょう。
その他
額から流れる汗を防ぐためのヘアバンド、有酸素運動でテレビや音楽を楽しむためのイヤホンやヘッドホン、筋トレ時に腰をサポートするワークアウトベルト、シャワー用品やスキンケア用品など、それぞれのニーズに応じて必要なアイテムを持参することで、ジム時間はより充実したものになります。
会員証の有無など、ジムによって用意するものが違うので、しっかりとチェックしてから通うようにしましょう。